【二つの季節しかない村】(2023・トルコ)
監督:ヌリ・ビルゲ・ジェイラン
主演:デニズ・ジェリオウル、メルベ・ディズダル、ムサブ・エキチ、エジェ・バーチ
あらすじ(書くんかい):
冬が長く雪深いトルコ東部の村。プライドの高い美術教師サメットはこの村を忌み嫌っているが、村人たちからは尊敬され、女生徒セヴィムからも慕われていた。ところがある日、サメットは同僚ケナンとともに、セヴィムたちから身に覚えのない“不適切な接触”を告発されてしまう。そんな中、サメットは美しい義足の英語教師ヌライと知り合う。
𓀤 𓀀 𓀗 𓀡 𓀿 𓁙 𓁇 𓁉 𓀒 𓀬 𓀫 𓀠 𓀤 𓀀 𓀗 𓀡 𓀿
198分(3時間18分)、、、
なのだけど、全然そんなに長く感じなかった。
一見淡々としている作品なのかと思って観始めたけれど、
ずーっと会話劇かというとそうでもないのに、 言葉の強さであまりそれを感じない。(気がする)
都会から離れたこの町で、鬱屈とした思いを抱えてる人ばかり。
でも不思議とみんな、自分の思いをきちんと表現できるのが(映画だけれど)文化の違いなのか、強さを感じる。
それは偏屈であったとしても。だから意外と爽快。
悶々としたものを残させるのは、あのキラキラした子供くらいだ。
でもやっぱりこれを書かないわけにはいかない、
"あの"時間って、
なんなんだろうかと考える。
監督の、意図したあれは、
これは映画だと思い出させて、呼吸をさせる。(もしくは止めさせる)
閑話休題なのか。
雪景色は、壮大な様で閉塞感もある。
(監督前作↓)